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いつだって街ちゅうでは嘘と香水がふりまかれていて
世界一の美女も藁で出来た女も憧に目を細めていた
開きす沙汰花言葉を一輪ずつ千切れってはエリゼ宮にばら撒いていたのだ
虫を食べる花
花を食べる鳥
鳥食うけもの
獣を食らう黄色い鶏冠をした悪いやつ
蜜を吸い出す赤子の泣き声
色とりどりの命の水
落ちてはほどける涙の砂
滲んだ虹が溶かれて遠く橋になるということ
さらば、パビリオン。
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